このサイトは、株式会社TONZAKOデザインのクリエイター達が、 日々の創作活動や暮らしの中で体感・体験したこと、考えたことについて、情報提供するWebメディアです。
TONZAKOデザイン VISION
~Redesign with Nature~
1.背景認識 ― 人類の発展と地球の限界
地球誕生から約46億年。人類は地球環境に育まれ、狩猟から農耕、村落から都市へと社会を発展させてきました。産業革命以降、私たちは経済的な豊かさ、利便性、快適性を手に入れましたが、その代償として、自然環境の大きな改変を伴い、気候変動、生物多様性の喪失、土壌・水域の汚染、食糧問題といった深刻な課題を生み出しました。
これらはすでに人類の暮らしや健康に直接影響を及ぼしています。1992年のリオデジャネイロ宣言以降も状況は改善されるどころか、地球が涵養できる限界を超えつつあります。これまでの「発展の延長線上」に人類の幸福を見いだすことは、もはや困難な時代に入っています。
2.日本的価値観に見出す新たなベクトル
日本には、自然やあらゆるものに神が宿ると考え、尊厳と畏怖の念をもって向き合ってきた文化があります。これは、自然を征服の対象としてきた近代以降の人類史とは異なる視点です。
「八百万の神」に象徴されるこの価値観は、自然と共生し、循環の一部として生きる思想であり、これからの地球社会における新たな生き方のベクトルとなる可能性を秘めています。その象徴が、物質循環の中で成り立ってきた里の暮らしや里山の生業です。
人が生き物としてできる範囲で自然に手を入れ、ともに暮らし、自らも循環の担い手となる。
自然やあらゆるものの存在を大切にした共生の思想を、現代の事業として再構築します。
3.事業思想 ― 本質を見抜き、循環を組み込む
TONZAKOデザインは、自然や物事の「本質を見る目」を何よりも大切にします。設計にとどまらず、農業、林業、動植物、地形、土質など、あらゆる分野にアンテナを張り、知識と技術を磨き続けます。
その本質に基づき、空間に新たな価値を与え、自然と調和した循環システムを組み込む。私たちの空間づくりは、新たな時代における人類の地球での暮らし方を提示する試みです。
4.農業・林業への取り組み ― 食と暮らしの基盤を取り戻す
この思想を体験・体感し、実験する場として、農業と林業に関する事業を展開します。
世界人口の増加と気候変動により、食糧問題は一層深刻化しています。日本は食糧自給率が低く、輸入に大きく依存しており、農業従事者も減少しています。万一、食糧輸入が滞れば、国家の存立にも関わる重大なリスクとなります。
日本の農業は、本来、里山の落ち葉や草、家畜の糞、魚などを活用した循環型農業によって、高品質で健康的な食糧を生み出してきました。しかし戦後の「緑の革命」により、化学肥料や農薬が普及し、生産性は向上した一方で、土壌の地力低下や作物の質の変化を招きました。
私たちは、野菜を「植物=生き物」として捉え直します。植物は有機物循環の中で水と栄養を吸収し、光合成によって二酸化炭素を固定しながら成長します。自然の循環に則って土壌の地力を高め、作物を完熟させることで、健康でおいしい農産物が生まれます。
価格は高くても、健康でおいしい農作物こそが日本にしかできない農業であり、その需要は今後さらに高まると考えます。これは、日本の農業を再生する一つのモデルとなり得ます。
この農業を支えるためには、健全な里山が不可欠です。そのため林業にも取り組み、「新しくも古い」日本ならではの農林業を展開します。
5.目指す未来 ― 環境と暮らしの再生
これらの活動は、二酸化炭素の固定、豪雨災害リスクの低減、生物多様性の回復に寄与し、生態系サービスを通じて人々の安全で健康な暮らしを支えます。
私たちは、自然と共生する循環型社会を事業として実装し、新たな時代の人類の暮らし方を、地域から世界へと提示していきます。
TONZAKOデザインの設計思想
地球の未来を、自然とともに描きなおす
TONZAKOデザインの中核にある REdesign with Nature は、自然を「素材」でも「背景」でもなく、未来をともにつくるパートナーとして捉える設計思想です。
自然は本来、水がめぐり、土が育ち、木が成長し、生きものが循環し、やがてふたたび大地へと還っていく「循環する世界」です。
私たち人間の暮らしも、本来その大きな循環の一部として成り立ってきました。
TONZAKOデザインは物理的な空間だけでなく、そこに生まれる暮らし・文化・生業のあり方まで含めて、「自然の循環に調和しながら豊かに続いていく社会」を再構築する空間づくりを目指しています。
1.日本の精神性から学ぶ「共生のデザイン」
日本には、森羅万象に神が宿るとする 八百万の神 の世界観があります。
山、川、風、土、鳥、虫、草木、人の営み―すべての存在が固有の尊厳と役割を持つという価値観です。
この思想は「自然と対立するのではなく、共に生きる」という未来の地球に欠かせない倫理を内包しています。
私たちはこの精神性を現代の設計に応用し、土地ごとの自然・歴史・記憶を丁寧に読み解き、それぞれが持つ価値を活かす形で計画を進めていきます。
2.古の生活文化に学ぶ、「自然とともにある」仕組みの再生
棚田の構造、集落の水利、風を読む建築、山の手入れ、里山の間伐…
日本の暮らしの知恵は、自然を力でねじ伏せるのではなく、自然の働きを受け流し、取り込み、共に生きる仕組みとして発展してきました。
特に、かつての日本は、自然を“制圧する対象”ではなく、いなす・受け流す・調和させるという手法を取ってきました。棚田の段形、用水の流し方、木材の使い方、集落の配置などは、自然の力(雨、重力、風、季節変動)を読み取り、その循環に合わせて暮らしを組み立てる知恵です。
これらは「自然の循環に身を置き、そのリズムと共に暮らす哲学」と言えます。
これらは、現代の気候変動・生物多様性の危機に対し、非常に実効性の高いヒントとなります。
TONZAKOデザインは、こうした伝統知を
- まちづくり
- ランドスケープ・建築・土木
- 森・里地・里山
- 農林業・地域産業・観光産業
- 文化継承や地域教育
などに応用し、持続可能な地域の営みへと、空間の要素を再編集します。
3.空間だけでなく、「くらし」と「生業」までデザインする
REdesign with Nature の対象は、単なる空間デザインに留まりません。
自然とともに生きるとは、空間そのもの以上に、人がどのように暮らし、働き、地域がどのように回るかに関わるからです。
私たちが取り組む領域は、
- 暮らしのスタイル設計(住まい方・エネルギー・食の循環・コミュニティ)
- 生業の仕組みづくり(農業・林業・小商い・観光の再編集)
- 地域経済の循環デザイン(地産地消、地域通貨、協働の仕組み)
- 自然と人の行動が調和する空間設計(公園、里山、キャンパス、街区など)
- 文化・歴史の継承プログラムの企画(教育、体験、ストーリーデザイン)
へと広がります。
空間・暮らし・仕組みを一体的に再構築することで、自然と共生する地域の未来を「総合的に描きなおす」ことができます。
4.科学と創造性を両輪に、未来の地球を「ともにつくる」
TONZAKOデザインの仕事は、自然科学だけでなく、歴史、経済、文化、建築、ランドスケープ、土木、アート、多様な分野を横断しながら進められます。
これは、自然や地域の仕組みが単独の専門領域では語り尽くせないからです。
土地の記憶や人々の思い、自然の働きを理解し、科学的検証と創造的想像力の両面から計画に落とし込むことを大切にしています。
5.自然と人がともに豊かになる、循環する未来へ
REdesign with Nature は、現代の快適性や利便性を確保しながら、「自然の循環と対話し、自然と共に未来を描きなおす」ための総合的設計思想です。
TONZAKOデザインはこの理念を中心に、地域固有の自然・文化・暮らし・生業を未来へとつなぐ、持続可能で豊かな循環する社会をデザインし続けます。
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【会社案内】

TONZAKOデザインの「会社案内」です。
【獣医師・到津の森公園園長岩野俊郎氏ロングインタビュー】

「新しい動物園の世界へ」
今この時代だからこそ知ってもらいたい!
弊社松崎が出会い多くのことを学んだ、動物園の専門家岩野園長へのインタビュー。