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闇夜を楽しむ~秋蛍~

秋の蛍

秋の蛍を見たことありますか?

蛍の代表格といえば、ゲンジボタルとヘイケボタルでしょうか。
夏の風物詩と捉えられるホタルですが、実は夏だけのものではありません。
秋にも、光るホタルがみられる、もしかしたら、ゲンジやヘイケより、もっと身近に出会えるかもしれないホタルをご紹介します。

そのうちの一種が、クロマドボタル。 秋にみられるのは、写真のような幼虫の姿です。 1,700mの山地から海岸近くの平地まで広く確認されているようですが、主に低山地にある水田や湿地に隣接した雑木林の林縁に生息しています 。

幼虫の背板斑紋をみると、地域によって 様々な変異があるようです。
これらの個体は、「全紋型A」でしょうか。

秋に見る蛍の光

冬季を除く期間、幼虫はオス・メスともに発光します。秋になっても発光していることから、秋蛍とも呼ばれるようです。 幼虫が放つ光は、ゲンジやヘイケの成虫のように明滅することなく連続光です。

夜、真っ暗な土手の草むらをジッと眺めていると、少しずつ、小さな光が見えてきます。
草の上をモゾモゾ移動する光、食事中なのか動かない光。
実に儚くも沁みる光です

クロマドボタル幼虫の斑紋パターン10型
「クロマドボタルの生活史と幼虫の斑紋変異」(大谷 雅昭)より

秋の夜長、少し散歩して、ささやかな自然のイルミネーションを楽しんでみませんか

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