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体験プログラムのつくりかた

こんにちは。TONZAKOデザインの小森です。

TONZAKOデザインは自然やその場所の資源を生かした体験プログラムの企画や運営を行っています。

今回はこうした体験プログラムをどのように企画してお客さんに実際に楽しんでいただくかについて書いてみたいと思います。

『あい農パーク春日井』のオープンは令和元年11月2日。

認知度も知名度も全くない中でこれを高めていくためには、まずはお客さんに来ていただくためのきっかけづくりが必要です。

オープンしたらすぐに師走。

師走の一番のイベントといえばクリスマス。

クリスマスをテーマにしたプログラムを何かやって、認知度を高めようということは早々に決めていました。

クリスマスらしい体験で、お客さんにどうやって楽しんでもらおうか。

そんなことを妄想し始めるのは実はミンミンやジージーなどやかましいセミの音が聞こえる真夏だったりします。

クリスマスといえば、どんなプログラムができるのか?

クリスマスツリー、サンタクロース、クリスマスケーキ、クリスマスパーティー、クリスマスプレゼントなどいろいろなキーワードが思い浮かびます。

自分で楽しむ分には直前でも何でも構いませんが、お客さんからお金をいただき、準備にスタッフの力を集めて行うのであれば、周到な準備が必要になります。

何のために、誰のために、何を、どうやって…などなど頭に浮かんだことを企画としてまとめるところからスタートします。

実はここが一番大切です。

何のためにやるの?

誰のためにやるの?

横文字にすればコンセプトとターゲット。

ここをスタッフが共有できさえすれば上手くいくことが多いです。

これができていないと、ただ単に人を集めることが目的となってしまって???

2度目は無くなります。

『あい農パーク春日井』では11月30日に「サツマイモのつるで作るクリスマスリースづくり」を開催しました。

予約は早々にいっぱいとなり、約40名のお客さんにリースづくりを楽しんでいただきました。

恐ろしい暑さの真夏に、サツマイモのつる返しという作業を行います。

好き放題に伸びたつるを地面から引きはがしていきます。

滝のように流れる汗をぬぐいながら思い浮かぶのは何故かクリスマス。

クリスマスといえばクリスマスリース。

クリスマスリースは何で作るの?

つるを編む!

目の前につるがあるではないか!

目の前にある憎きサツマイモのつるが急にかわいく見えてきます。

便利な世の中です。

スマホでちょいちょいと検索すれば”サツマイモのつるを使ったリースづくり”の例がいくらでも出てきました。

あとは突っ走るのみです。

まずはつるを使ったリースの試作。

大きさは?

必要な量は?

どのぐらいで乾燥するの?

形は大丈夫?

お次は飾り付けの材料集め。

試作したリースにまずは集めた材料で飾ってみて、見栄えや必要な量などを考えます。

実はここからが大変です。

やってみると結構材料を使うことがわかります。一つ二つ分なら何とかなりますが、何十人分もの材料を集めるのはとても大変です。

どこでどうやって集めるか?

こんな時に実は力強い味方がいます。

『あい農パーク春日井』を共同運営するパートナーは造園会社!

たくさんの公園の管理を行っています。

そして日々の管理作業でたくさんの自然の恵みが発生します。

イメージを伝えてこんなものを集めてくださいねとお願いしたら、あっという間に宝の山が届きました。

思わず ”クリスマスプレゼントありがとうございます!”

これであとはお客さんを迎えるばかりとなります。

当日はリースの土台となるつるを収穫したサツマイモ畑にお客さんをご案内してから、室内に戻ってリースづくりを楽しんでいただきました。

お客さんが笑顔で作る姿を見てしまった以上、また来年もやらねばということで、サツマイモをどのぐらい育てようかなと新たな妄想が始まります。

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