1. HOME
  2. Column
  3. 動物園デザイン 園路1

動物園デザイン 園路1

こんにちは。TONZAKOデザインの松崎です。

世界最古のロンドン動物園

「一般に公開されていること」、「経済的に特定の個人に頼らないこと」、「科学や体系性を持っていること」が実現されている施設が動物園であると考えた場合、世界で初めての動物園は、ロンドン動物園です。

1826年にロンドンに動物協会が発足し、リージェントパークの一角の王室から借り受けた場所に、1828年、ロンドン動物園が開園されました。
19世紀には、世界中で動物園が開園しましたが、この時にはまだ「ZOO」という呼び名はありませんでした。
1877年、ロンドンのミュージックホールで「ZOOでの散歩はいいものだ」という歌が流行り、世界各地で「ZOO」という名称が定着していきました。
ちなみに、日本で「動物園」という日本語を発明したのは、一万円札の福沢諭吉さんです。

動物園での散歩

散歩って考えると、動物園の園路はとても大切な気がしてきます。
日本の動物園とアメリカやヨーロッパの動物園では、園路の幅が全く異なります。日本ではゴールデンウィークやシルバーウィークなどの、多客日に合わせた園路の幅を取っています。
だから、暑い日や寒い日などの動物園内は閑散として見えてしまいます。動物の放飼場と園路や広場のどちらが広いんだろうと感じるような動物園もたくさんあります。
こんな動物園散歩して、「いいもんだ」なんて感じるでしょうか?

園路の幅員を考える時、何が大切なのでしょう?
それは、自然環境の中でどんなシチュエーションで、園路を歩いているかを考えることです。
サバンナのエコツーリズムのジープが通る赤い土の道、ジャングルの奥地へ分け入っていく踏み分け道、里地の轍が残るあぜ道、それぞれに道の幅って違ってきます。

動物園でどんな道を歩いてみたいですか?
そこから、園路の幅員が決まってくるのではないでしょうか。
散歩していても楽しい園路になるとうれしいですね。

関連記事

ライター一覧

松崎淳
スペクタクルクリエイター



山田貴之
スペースクリエイター



小森一秀
コミュニティクリエイター



倉方志磨
ネイチャークリエイター

おすすめ特集