目指せ!しだみゅーミュージアムショップでのオリジナルグッズ開発!
体感!しだみ古墳群ミュージアム内のミュージアムショップ。
指定管理も2年目に入り、グループメンバーによるオリジナルグッズの開発など、これまでのグッズに加え、じわじわとその魅力を増してきています。
中には人気のあまり事務所内で完全受注生産している古墳型の置時計もあります。弊社も何かグッズを出せないか?色々アイデアを出し合い、グッズ開発に挑戦し始めております。
そんな中、ミュージアムショップに力強い味方が導入されました。子どもたちが大好きな「ガチャガチャ」です。
弊社からも、勾玉ストラップをガチャガチャの景品の一つとして入れさせて頂いております。何かに使えないかと試しに作っていたのですが、なかなか日の目を見るタイミングがなく、御蔵入りしていたのですが、ガチャガチャの景品の話が出た時に提案してみたところ、見事、景品の一つとして採用されました!
また、犬山市の青塚古墳、熱田区の断夫山古墳そして志段味古墳群内にある白鳥塚古墳の尾張3大古墳共同ではじめた御朱印ならぬ「御墳印」。
しだみ古墳群にある白鳥塚古墳の御墳印デザインにもご協力させて頂いております。配布開始後から、ありがたいことに好評を頂いております。
白鳥塚古墳の文字はもちろんのこと、御墳印の中の白鳥も手書きのものが元になっています。しかもハンコは手彫り。手書き×手彫りとなっており、なかなか手のかかったハンコになっています。
手作りや手書きにこだわるのは、お客さんとの会話のきっかけになりやすい、という目論見もあります。
既製品であれば、必ずどこかで見たことがある人がいるものですが、オリジナル、しかも一品ものであれば、(たとえそれが名品でなくとも)、お客さんの興味を惹く可能性があるだろうと。お客さんに興味をもってもらうための小ネタとして「手作り」を意識しています。
お次は体験農園のお手伝いをしてくださった方に配るカード、そこに押す「と」のハンコ。古墳型の立体ハンコになっています。
お土産の役割とは?
体感!歴史の里しだみ古墳群は、その名の通り、古墳をお客さんに体感してもらうことが第一の目的となっているガイダンス施設です。
お客さんに古墳や歴史を体感してもらうためには、どんな方法があるでしょうか。できるのであれば、漫画のように古墳時代にタイムトリップできるのがベストでしょう。
今の私たちができることは2つ。
1つ目は、実際に足を運んでもらうこと。ミュージアムを見て終わりではなく、その背後に鎮座する沢山の古墳群を見て、感じてもらうこと。
2つ目は、お客さんの日常生活に古墳要素が入り込むこと。
これは、実際に足を運んでもらうためのきっかけづくり、第一の目的を達成するためのPR活動に近いでしょうか。弊社が取り組んでいる体験プログラムも、古墳を体感してもらうためのきっかけづくり。生活の中に歴史や古墳時代に思いを巡らせるための小ネタを持ち帰ってもらう目的があります。
体験プログラムと同じように、お客さんの日常に古墳テイストを持ち帰ってもらうもう一つの手段として、「お土産」があると考えています。ミュージアムショップのグッズたちも、古墳そのものをアピールする応援団になってもらいたい。日常のなかで古墳のテイストを感じられるものにしたいと思っています。
携帯電話やカバンにつけてもらうことで、日常生活の中に取り入れることができる。勾玉ストラップはそんな思いから制作したものでした。「手作り」というスパイスが上手に機能してくれると期待しています。ただ、選んでくれるのはお客さん。一方的な押し付けで手に取ってもらえる訳ではありません。
お客さんが手に取りたくなるような魅力をもったものであることが、グッズの第一条件でしょう。お客さんの日常にどのように入り込めるかを考えながら、埴輪のグッズを目下作成中です。
お客さんが手に取りたくなるようなグッズにしていきたいと思います。
Written by 人見